「刀剣講座」で講義をしました。


 

「土用」の厳しい暑さになった7月24(日)、所属している「姫路しらさぎ刀剣会」が

主催する「刀剣講座」の講師を務めました。

 

この講座は、毎月1回の定例で開催しています。

日程は、午前が「初級講座」で、午後が「中級講座」になっています。

  

「初級講座」は、刀剣に興味を持たれた方を対象にしています。

刀剣の基本的な知識を学んで、さらに日本刀の魅力を知って頂き、愛好者の裾野の拡がりを

図っています。

 

今月は以下の内容をお話ししました。

    1.「帽子」の種類    2.「刃文」の種類   

  

  

「初級講座」
「初級講座」

 

1.「帽子」の種類

  「帽子」は、刀剣の鋒部の焼刃です。

 流派・刀工・伝法などによりたくさんの種類があります。

 

 ①小丸  ②大丸  ③一文字  ④焼詰め  ⑤掃掛け  ⑥乱込み  ⑦地蔵

 ⑧火焔  ⑨一枚  ⑩湾れ込み  


 

「中級講座」は、刀剣知識を持たれた方を対象にしています。

各流派や刀工の特徴・見所を詳しく学んで、専門知識や鑑定眼のレベルアップをして頂くこと、

と同時に後継者の育成を図っています。

 

 今月は以下の刀工をお話ししました。

 

「新々刀編」-第1回-      

   武蔵国 :1.水心子正秀  2.大慶直胤  3.次郎太郎直勝  4.細川正義 

  

「中級講座」
「中級講座」

受講の方は、いつもながら大変に熱心で、真剣で、そして和やかな講座になりました。

楽しくて、講座終了がなごり惜しい様な一日でした。